アメリカ式エンバーミングとは、御遺体の首と足の付け根や下腹部の三ヶ所に穴をあけコンポレッサー(バキューム棒)で体の全ての血液や体液を抜きとり、その代わりにホルマリン(防腐剤)を注入しご遺体を何日も保持するというものです。エンバーミングの現場は、ご遺族様には決して見せられません。良い点は、防腐剤の色により、お顔色などはピンク色になり若々しく見えたりします。海外などへご遺体を輸送する場合には大変適しております。エンバーミングは葬儀会社の売上向上のために御遺族に薦められるケースがよくあると耳にしますが、日本国内の葬儀事情(ご遺体のドライアイス防腐処置)では、亡くなられてからご火葬まで、火葬場が混んでいても長くて7~10日待てば火葬は行えます。通常7~10日ですとドライアイス処置と保冷庫でお顔色などは保持できます。日本では古来から湯灌の儀がございますので、お身体を清拭しお化粧などでも十分カバーできます。当社でも、ご遺族様がドライアイス処置ではなく、エンバーミングをご希望の方は、外注にて承りますが、通常エンバーミングを必要とするお身体でなければ、自然のままの状態でドライアイス処置を致します。
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五十鈴典礼株式会社
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